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エルメス ボリード

エルメス ボリード

◇古くから愛され続けるブガッティ型バッグ

滑らかなカーブラインが美しいシルエットを演出するエルメスの“ボリード”は、1920年に発表されます。しかし発売当初は“ボリード”という名前ではなく、“ブガッティ”という名前が付けられており、“ボリード”と改名されたのは1923年のことです。“ボリード”とは「レーシングカー」を意味しており、始めに付けられていた“ブガッティ”とは、「走る宝石」と呼ばれていた自動車メーカーの名称でした。そのブガッティ社が作る車の半楕円形のフォルムが似ていたために付けられた名称だと言われています。そしてブガッティ社はエルメスにボリードと同じ形のバッグを製造するよう依頼をします。その後、半楕円形のバッグはブガッティ型と一般的に呼ばれるようになります。

エルメスの3代目社長のモーリス氏は、馬車の時代は終焉を迎え、自動車の時代になることを見抜いて馬車工房とうい事業から、馬具製作の技術を基にバッグなどのレザーグッズなどを製造販売する事業に転換していきます。そして、当時、車の幌を繋げるのに使用されていたファスナーをバッグの開口部に付けることを思いつき、特許を申請してからはどんどんとファスナー付のバッグを生産するようになります。バッグの開口部にファスナーを取り付けるというアイデアは見事にヒット商品となり爆発的に売れていきます。

それから約90年にわたっても未だに強い人気を誇る“ボリード”シリーズのバッグは、長い年月の間に改良を加え、エルメスが誇る定番シリーズのひとつとなっています。ヴァレニアやシャモニー、エプソンにスイフトなど、さまざまな高級マテリアルを使い、エレガントな高級アイテムとして多くのファンを釘付けにしています。3つのサイズと豊富なカラーバリエーションも展開しており、自分に合った一品を見つけることが出来るでしょう。

時代に流されず、何十年たっても美しいアイテムとして使い続けることが出来るエルメスのバッグは、洗練されつくした高いデザイン性と高度な製造技術に支えられています。バッグによっては製造する工房、職人のナンバーがアイテムに記されており、修理の際には手がけた職人が責任を持って修理に当たるという徹底したシステムで、安心して使い続けられるアイテムを提供し続けています。

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